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  • 展覧会「日本の芸術のいまを観る」~継承と革新~ 夜の部
    展覧会「日本の芸術のいまを観る」~継承と革新~ 夜の部
    5月02日(火)
    サントリーホールブルーローズ(小ホール)
    2023年5月02日 19:00 – 20:30 JST
    サントリーホールブルーローズ(小ホール), 日本、〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目13−1
    2023年5月02日 19:00 – 20:30 JST
    サントリーホールブルーローズ(小ホール), 日本、〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目13−1
    美術×フラワーアレンジメント×音楽 コラボレーション企画。 建築家としての奈良祐希が自らの陶芸作品をインスタレーションアートとして再配置。前半はヴィオラ演奏を背景に奈良祐希の陶芸作品と竹田浩子のフラワーアレンジメントの視覚的ハーモニーを、後半は花々が咲く芸術空間を舞台とし、バリトン与那城敬とヴィオラ田原綾子による小オペラ的楽曲(作曲:森円花)をお届けします。たった一日限りの美しく熱い展覧会。日本の芸術の“いま”をお楽しみください。
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  • 展覧会「日本の芸術のいまを観る」~継承と革新~  夕方の部
    展覧会「日本の芸術のいまを観る」~継承と革新~  夕方の部
    5月02日(火)
    サントリーホールブルーローズ(小ホール)
    2023年5月02日 17:00 – 18:30 JST
    サントリーホールブルーローズ(小ホール), 日本、〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目13−1
    2023年5月02日 17:00 – 18:30 JST
    サントリーホールブルーローズ(小ホール), 日本、〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目13−1
    美術×フラワーアレンジメント×音楽 コラボレーション企画。 建築家としての奈良祐希が自らの陶芸作品をインスタレーションアートとして再配置。前半はヴィオラ演奏を背景に奈良祐希の陶芸作品と竹田浩子のフラワーアレンジメントの視覚的ハーモニーを、後半は花々が咲く芸術空間を舞台とし、バリトン与那城敬とヴィオラ田原綾子による小オペラ的楽曲(作曲:森円花)をお届けします。たった一日限りの美しく熱い展覧会。日本の芸術の“いま”をお楽しみください。
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  • 4月12日プレイベント花所望特集 展覧会「日本の芸術のいまを観る」(お食事付き)
    4月12日プレイベント花所望特集 展覧会「日本の芸術のいまを観る」(お食事付き)
    4月12日(水)
    The Okura Tokyo 2F オーチャード
    2023年4月12日 11:30 – 14:00
    The Okura Tokyo 2F オーチャード, 日本、〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目10−4
    2023年4月12日 11:30 – 14:00
    The Okura Tokyo 2F オーチャード, 日本、〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目10−4
     新コラボレーション企画:展覧会「日本の芸術のいまを観る」~継承と革新~(2023年5月2日サントリーホールブルーローズ小ホール)開催に先駆け、The Okura Tokyoの美しく壮大な生け花で名高い石草流家元奥平清鳳氏とオークラ賞受賞ヴィオリスト田原綾子氏による花所望×演奏のパフォーマンスとトークをThe Okura Tokyoにてお届けいたします。5月2日サントリー公演をより深くお楽しみいただけますよう、コラボレーションする現代音楽や現代アートに関するトークなどを交えながら、上質な芸術を身近に感じていただけるお時間をお届けいたします。(お食事付き)
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~ ご挨拶 ~ 

​チーフアートディレクター・作曲家 森円花

 本プロジェクトは日本の芸術に多大な功績を遺した故一柳慧氏の意志を引き継ぐことを掲げ、ジャンルを超えた芸術と人の交流による日本文化の発展と、それに伴うグローバル化する現代における日本社会の発展を趣旨として設立いたしました。日本を代表する作曲家池辺普一郎氏がアドヴァイザーとしてお支えくださり、また同じく作曲家である友、神山奈々氏の心強いサポートにより着々と準備を進めております。深く感謝申し上げます。

 第一回目である本公演(東京)はサントリー芸術財団推薦コンサートに選出いただき、高い関心とご期待をいただいております。また、5年以内のアメリカ公演を成長目標としており、質の高い日本の芸術を世界に発信、更には芸術を中心に日米の人、モノ、経済が交流する国際文化交流事業へと成長することを目標としております。

 歴史を継承する責務を背負いながら革新性を追求する各分野のレジェンドたちをお迎えし、共に芸術の更なる高みを目指し、芸術の発展と普及に尽力して参りたいと存じます。

 

 異分野との交流において求められるものは、互いの違いを尊重し、敬意を持ち、共により良い芸術を目指していく強い意志であり、それは多様性に価値を置くことを掲げつつ、人種や思想の違いによる争いが絶えない現代社会に対して発信すべき芸術の形でもあると考えております。

 レジェンダリーキュレーターの秋元雄史氏、数々のハイエンドブランドの企画も手掛ける国際的フラワーデザイナーの竹田浩子氏、そして若手陶芸界第一線で活躍する奈良祐希氏、日本のオペラ界を代表するバリトン与那城敬氏、親友であり素晴らしいヴィオリスト田原綾子氏、更にはご協力いただいております皆様へ感謝申し上げますと共に、お越しくださる観衆の皆様のご期待と信頼にお応えできるよう一人の芸術家として精進して参りたいと存じます。

 たった一日限りの展覧会(公演)、お越しいただく皆様に日本の芸術の“いま”を、お楽しみいただけましたら幸いです。

~「これから」に期待 ~

シニアアドヴァイザー・作曲家 池辺晋一郎

 

 音楽もまた、すべての芸術ジャンルがそうであるように、隣接分野と深く関わる。自明のことだ。昨秋逝去された一柳慧さんが生涯にわたって積極的に活動したのは、まさにこの仕事であった。今、森円花さんがその継承を標榜して立ち上がっている。フレッシュな水しぶきが、そこに満ちあふれている。芸術の「これから」がどんな展開をし、どんな使命を果たしていくのか──おおいなる期待とともに見守りたいと、強く思う。

~コラボレーションにおけるコミュニケーション、そして花~ 

エグゼクティブディレクター・作曲家         神山奈々

 

 蓮の花は、水中の泥に根を張り、水面という境界線を越えて初めてこの世界に花開きます。その姿は、国や時代を超えて、人間の想像力を刺激し、美しく豊かなメタファーを生み出してきました。東アジアのいかなる地域においても生命やエネルギーと関わりの深い象徴として存在しています。

 

 隣接している2つの異なる世界。まるでそれは、クリエイター達の生きている芸術の世界のようです。それを貫く意志の茎がなければ花は咲くことが出来ません。この茎は、水の抵抗に負けない強さとしなやかさを持ちながら育ち、大気に出たら優しく風に寄り添います。私たちのコラボレーションは密接なコミュニケーションにより、花を咲かせるための有機的なネットワークを作りながら進められています。

 

 このプロジェクトでは、日本人の奥底にある花にまつわる美学を各クリエイターが体現し、それらが一つの場所で花弁のように重なり合い、新しい花として形のある語法を生み出すことを目的としています。

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